第62話(百鬼夜行)
TV局の中継スタッフが六条神社で見たものは、奇怪な集団だった。
逃げろと叫ぶケンジだが…。
そのうちのひとりがバケモノに姿を変えた。
言葉無く立ちすくむTVスタッフたち。
彼らのピンチを救ったのは神器使いだった。
蘇った重臣たちを見つめる神器使いたち。
室町以来の重臣対神器使いの戦いの火蓋が切っておろされた。
最初のバケモノと蝦夷が戦うが、なかなかの手強さだ。
蘇った家臣たち全員がこいつと同じ力を持っているのだとしたら…。
あせる蝦夷。
第63話(三度目の契約)
たった一人で化け物と戦う蝦夷。
何とか攻撃を耐えしのぐ。
同時刻、大量の眷族出現のしらせを受け、焦る眷族対策本部。
眷族の大群を前に、蝦夷は何を思うのかー…
止まらない攻撃に、ついに倒れてしまう。
そんな中、逃げ遅れた子供に出会う。
果たして二人の運命はー…?
第64話(龍の覚醒)
街では眷族の大群が、人々に襲い掛かる。
必死に救助活動を行うもー…
トラックごと襲われてしまう。
果たして人々はどうなってしまうのだろうか。
一方、ケンジは抵抗できないよう捕らえられていた。
逃げ出すことは出来るのか…?
眷族と戦う蝦夷。
何やら今までと様子が違うがー…
そんな蝦夷の前に神護秋雀が現れ、戦いが始まる!
第65話(青龍堕つ…)
蝦夷の激しい一撃が秋雀を襲う。
おされていた秋雀は、ある策を実行する。
蝦夷を襲う策とは一体…?
果たして蝦夷は無事なのか!?
第66話(犠牲)
眷族の出現に、なすすべもない人々。
よもぎは潤子を病院から助け出し、二人逃げまどっていた。
しかし、ついに追いかけてくる眷族に捕まってしまう。
そんなよもぎを助けたのは、きつねだった。
きつねたちの力を借りて、何とか屋内に逃げ込む二人。
きつねたちはよもぎと潤子を守るため、戦う決意をする!
第67話(決断)
家臣に襲われていたよもぎの元にやってきた妖介。
しかし朱雀の矢はまだ撃てない。
妖介は肉弾戦で家臣に戦いを挑む。
なんとか家臣をやり過ごした妖介たちがたどり着いたのは、別の家臣たちが惨劇を繰り広げている通りだった。
智一の巧みなハンドルさばきで家臣たちをかわすも、 突然現れた秋雀によって、タイヤを破壊されてしまう。
車から投げ出される妖介たち。
車から放り出されてしまった妖介たち。
朱雀の矢も回復しない状態のまま、大勢の家臣たちに囲まれてしまった。
最悪の状況が妖介を追い詰める。
果たして妖介の取った行動は…。
第68話(覚悟)
神器使いたちが撤退し、再び自衛隊の攻撃となっていた。
町中にはびこる重臣の家臣たちに自衛隊兵器が火を吹く。
妖介たちは作戦を立て直すため、青龍川の対岸から燃える宮古野市を眺めていた。
本命星供の矢の契約についてよもぎに問い詰められるも、妖介は覚悟の上だと答える。
しかし残りの寿命の全てを矢に替えた妖介の心は、神器を出していないと正常を保てない状態であった。
妖介は思わずよもぎを抱きしめてしまうが…。
妖介といろりはたった二人で市内に進行した。
立ちふさがる秋雀たち家臣軍団にどう立ち向かうのか?
第69話(重臣の脅威)
怪しき宮殿と変わり果てた六条神社に着いた妖介たち。
捕らわれた蝦夷とケンジを救うため進入を試みる。
宮殿の中はまるで無限回廊の様に、果てしなく空間が広がっていた。
妖介たちはそこで捕らわれた蝦夷たちを発見し、見事助け出した。
しかし宮殿の出口がふさがれてしまった。
どこを見渡してもただ空間が無限に広がっているだけだった。
妖介たちは閉じ込められてしまった。
とまどう妖介たちを怪光線が襲う。
玄武の盾でも防ぎきれない破壊光線にただただ翻弄される神器使いたち。
はるかかなたから重臣が攻撃してきた。
しかし何かがおかしい。
この事に気がついたのは、視力を失った蝦夷ただ一人だった。
第70話(絶望)
蝦夷が重臣の幻覚を打ち破ったおかげで、神器使いたちは宮殿を脱出した。
しかしその代償はあまりにも大きかった。
青龍に斬りつけられたにもかかわらず、あっという間に完治した重臣。
まだ謎の能力を持っているのだろうか?
脱出した神器使いたちの前に立ちはだかるのは、秋雀たち家臣の軍団だった。
重臣と家臣たちに囲まれて絶体絶命のピンチを迎える。
壮絶な戦いのさなか、秋雀は妖介に一対一の決闘を申し込んだ。
二人の因縁にとうとう終止符が打たれようとしていた。
第71話(逆転)
絶体絶命の窮地にもかかわらず、ケンジは戦うことを諦めなかった。
ただひたすら、重臣を狙って戦い続ける。
いろりとの連携で遂に重臣の懐に入ったケンジ。
とどめは刺せるのか?
しかし形勢は逆転した。
もうケンジたちに戦う気力は残っていなかった。
一方妖介は秋雀との一騎打ち。
凄まじい戦闘は互角で、どちらも引けを取らない。
妖介の残りの矢はあとわずか…。
勝機はあるのか?
第72話(決着)
宮古野市の戦いは熾烈を極めた。
果たして妖介たちは六条重臣を倒せるのか?
宮古野に平和は戻ってくるのか?
その結末は神すらも予測はできなかった…。
第73話(神と人)
最終話。
とうとう神器使いたちの戦いも終焉を迎える。
重臣は?秋雀は?蝦夷は?
そして妖介の寿命は…?
この回ですべてに決着がつく。