おとぎ奉り

閑話休題5

第43話(白虎の呪い) ある日ケンジが神器を出そうとすると、突如激しい痛みとともに背中に手痕が浮かび、神器が出せなくなってしまった。何かの呪いだろうか? その頃よもぎは祖母から後継ぎについて相談を受け...
おとぎ奉り

土用の章 ─第0章─

第41話(七夕の明け)前編 話は一年前にさかのぼる。眷族がまだ目覚める前、宮古野市の異変にいち早く気づいた蝦夷と前神主が動き始める。 蝦夷たちは危機を伝えるも、あまりにも非現実的な話に相手にされない。...
おとぎ奉り

戊(つちのえ)の章 ─第8章─

第38話(見鬼の能力) 父の死を乗り越えた直後、今度は彼氏からも別れを告げられ、心におおきな傷を作ってしまうよもぎ。 心に深く刻まれた傷が、見鬼としての新たな能力を目覚めさせようとしていた。 その能力...
おとぎ奉り

閑話休題4

第37話(こころの孔) 4月になって新学期が始まった。妖介達は3年に進級し、変り映えのしないクラスメイトと談笑している。 妖介達に声をかける新入生がいた。それはなんとあの大和林檎。彼女は宮古野高校に入...
おとぎ奉り

乙(きのと)の章 ─第7章─

第31話(林檎と豆狸) ある山里で墓に手を合わせる少女、大和林檎。乙の章はこの15歳の少女の視点から始まっていく。 ある日、林檎は山で変わった狸と出会う。人懐っこいこの狸はどうやら豆狸という物の怪らし...
おとぎ奉り

閑話休題3

第30話(不器用でわりーか!) ひょんなことから妖介の寿命があと半年だという事を知ってしまった潤子。 潤子は妖介に対する自分の想いに説明がつけられず答えを捜し求める。 バレンタイン前日。潤子は妖介に伝...
おとぎ奉り

甲(きのえ)の章 ─第6章─

第26話(智く~ん) 驚異的な回復力で退院した妖介。しかしまだ松葉杖を必要としていた。 ひょんな事から、ひとりの男と知り合うことになった妖介。この男は…? 正月3日の六条神社。まばらではあるが参拝客が...
おとぎ奉り

閑話休題2

第25話(眷族狩り) 癸の眷族との戦いで傷ついた妖介といろりを見舞いに、よもぎたちは宮古野病院を訪れた。 仲間たちは傷ついた妖介らを励ます。 それは傷ついた神器使いの心を癒す。 そんな時、蝦夷が警察の...
おとぎ奉り

癸(みずのと)の章 ─第5章─

第19話(かっぱ?) 妖介はいきなり警察に追いまわされるハメに。いろりも妖介を追い詰める。 いろりの次は蝦夷を相手に…。いったい妖介の身に何が起こった!? 眷族は全部で10匹。そして四季や属性も関係が...
おとぎ奉り

壬(みずのえ)の章 ─第4章─

第13話(玄武 対 朱雀) 熟練の達人というにはあまりにも若すぎるいろりに、妖介は不安をあらわに。すると、いろりは神器による模擬戦を挑んできた。 妖介が勝てば、全員にたこ焼きがおごられる事になった。妖...